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体験談

お気に入りのレーヨン素材のパーカーが洗濯でどんどん小さく・・・

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それはまだ私が学生で、バイトしてお小遣いが増えたので洋服を買うのが楽しくて仕方がなかった頃の話です。

 

ある日、白地にドット柄のテロンとした柔らかい手触りの生地でできたパーカーを買いました。

適度なとろみと重みがあって、着ると体に沿ってとてもきれいなラインが出来る服でした。

 

当時の私には、生地に対する知識が殆どありませんでした。

さすがにセーターやスーツなどのウールはクリーニングだという意識はありましたが、レーヨンが水洗いでは縮みやすい素材だということは知らなかったのです。

一回目の洗濯では「あれ?」くらいにしか思いませんでした。

 

しかし、二度目の洗濯で明らかに様子がおかしいな、と思ったのです。

生地が収縮し、ファスナーの部分だけがもとのままの長さだったのでゆがみが酷く、着ると前面のファスナー周りだけがぶくぶくと波打つような感じになってしまったのです。

当時でもいわゆるオシャレ着洗いの王道のアクロンは知っていたので、それを使っていれば大丈夫かなと思っていたのですが、甘かったです。

今のレーヨンの服は、繊維そのものの加工が違うのか、そこまで形が崩れるということもないのですが、当時としては珍しくないトラブルだったようです。

母の手でなんとか復活。それ以来レーヨン素材は避けがちに

しかし、その服は本当に気に入って買ったので、なんとかならないかなぁ、と思っていたら、母が「ファスナーを付け替えてみれば?」と提案してくれました。

丁寧にミシン目をほどき、もう一度手洗いで水を通して地直し(服などを作る前に型崩れしないようにとあらかじめ生地を水につけて縮めてアイロンをかける作業)をして、前身頃の布の状態を均一にしてから改めてファスナーを付け直してくれたのです。

 

手縫いであったために、若干の質感の違いはありましたが、日常で着るには十分なクオリティでよみがえりました。

 

それ以来、クリーニングの手間も考えるとちょっと面倒かな、という印象があってレーヨン素材は避けるようになりました。

でもやっぱりあの素材の手触り、とろみは好きだなぁ、と思って最近では積極的に買うようになりました。

 

ファストファッションのワンピースなどでもレーヨン素材を見かけることがあり、手軽な値段なら惜しくないかな、と思って「おうちクリーニング」モードでエマールで洗っています。

 

有難いことに、ほとんど失敗がありません。

洗剤だけでなく、繊維、織物の技術も進化しているんだと思います。

 

今も昔もちゃんと洗濯表示のタグはチェックしろよ、というお話ですね。

最近、息子が買ったユニクロのレーヨンの開襟シャツを見て、そのコスパとクオリティに驚き、ひっくり返してタグを見て、その表示の細かさに苦笑したのでした。







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